Implant treatmentインプラント治療
Aboutインプラント治療とは
以前は義歯やブリッジでしか対応できなかった歯を失った部分に、人工の歯根を入れて再び噛む機能を回復させる治療法です。義歯やブリッジでは支えとなる歯を削って冠をかぶせたり、土台となる歯に揺さぶる力がかかったりするため歯にかかる負担が多くなりますが、インプラント治療ではこれらを回避することができ、結果として歯の寿命を延ばすことにつながる可能性があります。
多くの歯で歯周病が進行していた場合、歯周病治療後であっても保存した歯の支持組織、歯槽骨は減少していることが多く、欠損を再建する治療においてブリッジや、義歯(入れ歯)の土台として用いることが困難なことがあります。そのような場合において、顎骨で直接支持することができるインプラントは有効な治療手段となります。
これまでの研究報告から、歯周病の既往のある方においてもインプラント治療は口腔機能回復に欠かせない、場合によっては欠損部位の再建のための第一の選択肢となるようなスタンダードな治療法となっております。
しかし、ひとつ気を付けなければいけないことがあります。インプラントも歯周病になる可能性があるということです。インプラント周囲炎といって、インプラントの周りにポケットができ、炎症により支えている骨が喪失します。
インプラント周囲炎の原因として、口腔衛生の不良、歯周炎、喫煙、糖尿病等があげられていますが、特に歯周炎の治っていない部位から歯周病原細菌がインプラントの周囲に感染したということがいくつか報告されています。
このため、インプラント治療(インプラントの埋入手術)を実施する前にできるだけ歯周ポケットができている部位を治療して歯周病原細菌の数を減らしておく必要があります。
当院では受診して歯周病(歯周炎)と診断をお受けになって、インプラント治療の必要が生じる可能性がある場合、歯周病治療を可能な限り進めて、細菌の住み家となっている歯石、歯垢等、感染源をできる限り除去し、再評価の結果、炎症を起こしている部位がほとんどなくなった状態を確認してからインプラント治療に移行するようにしております。
インプラント治療の流れは以下の通りです。診査からインプラント埋入手術を経てメインテナンスまで、概ね下あごで6~7か月、上あごで9~10か月程度の治療期間を要します。
Flowインプラント治療の流れ
歯周病治療後の再評価
手術部位の診査・CT画像診査・診断
1次手術(埋入手術)
2次手術(仮の土台装着)
仮歯の装着
最終的な土台とセラミック冠装着
インプラント治療後の再評価
メインテナンス






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